ラジオ大売出しのチラシを2点展示しました2018年05月20日

戦前のラジオ大売出しチラシ

常設展に松本地域の戦前のラジオ大売出しのチラシを2点展示しました。
左は長野放送局開局6周年記念、ということは昭和12(1937)年の中信地区のラジオ商連盟のもの、右は翌昭和13(1938)年に松本放送局開局記念として地元の電力会社が行った時のもの。どちらも本体の値引き、各種手数料無料、分割払いを掲げて年度末の大売り出しを実施しています。

ラジオ商と電力会社がラジオの販売を競い合っていた様子がうかがえる貴重な資料です。

デジタルラジオ対応携帯電話を展示しました2018年05月20日

デジタルラジオ対応携帯電話

2006年、ワンセグテレビと同時に、デジタルラジオ放送も始まるはずでした。使われていなかったテレビの7チャンネルを使って実験放送が始まっていました。

本放送を前にして国内各社からデジタルラジオ対応の携帯電話やパソコン用チューナが発売されました。展示しているキョーセラ/Auの携帯電話はこの時発売された対応携帯電話の一つで、ワンセグのテレビを見やすいように画面が縦横2方向に開くようになっています。

ワンセグテレビは無事にスタートしましたが、デジタルラジオのほうは地デジに移行した後の空きバンドの割り当てが得られず、幻に終わりました。翌2007年には i-phone が発売され、従来の携帯電話はガラケーと呼ばれるようになります。