常設展改良:ソニーの時計付きトランジスタラジオを展示しました2018年06月24日

ソニーTRW-621型展示

今日は昨日の梅雨空から一転してさわやかな晴れです。
常設展の1960年代のコーナーにソニーのTRW-621型時計付き6石ラジオを展示しました。型番の"W"は"Watch"の意味でしょう。
まだクォーツの腕時計などない時代なので手巻きの腕時計用ムーブメント(セイコー製)を搭載しています。文字盤の周りに付けられた電気接点でタイマーをかけられます。
トラベルウォッチのように使うことを考えた製品でしょう。トランジスターラジオに竜頭が付いているという現代の目で見ると不思議な製品ですが、当時はこれが当たり前で、他社からも同じような時計付きラジオが発売されました。