フラットビジョンを展示しました2020年10月04日

フラットビジョン

秋になり、過ごしやすい気候の松本です。
この土日は少しすっきりしないお天気です。

平成時代の展示に、パナソニックのフラットビジョン(1993年)を展示しました。これは、微小なブラウン管を数万個並べて厚さ10㎝のフラットテレビを実現したもので、どちらかというとプラズマディスプレイに近い技術です。

薄型カラーテレビとしては市販された第1号ですが、14型で28万8千円と高価で、最初の機種が少数(300台といわれる)生産されただけで後が続きませんでした。同社のフラットディスプレイは、1996年にプラズマの1号機が出て本格化しました(これも26型で98万円でしたが・・・)。

残念ながら動作しませんが、この貴重なフラットビジョンをシャープの液晶テレビ「ウィンドウ」(1995年)と並べて展示しました。