電蓄の修理再開2021年06月19日

電蓄シャーシのテスト

今日は梅雨の土曜日。外に出られないので久しぶりに42p-p電蓄シャーシの修理を再開します。ラジオは聞けるのですが少し感度が低いという問題が残っています。最後に残った部品はIF回路のパスコン(マイカコン100pF)が2個だけです。手持ちのコンデンサのリードが短くて届かなかったので後回しにしていました。メッキ線で延長して交換したところだいぶ改善されました。あまり交換しない部品ですが、マイカコンは壊れないと思っていると失敗します。結構吸湿してダメになっています。マイカはショートモードで壊れるのでB回路のパスコンが壊れると危ないです。

さて、しばらくテストしていたら音が出なくなりました。原因は簡単で6ZDH3Aが点火していません。ただ、消えた状態で足には6Vがかかっています。ということは球の不良です。切れてはいませんが抵抗値がだいぶ大きくなっています。交換してとりあえずOKです。

写真はテスト用のプレーヤとスピーカをつないでシステムで動かしたところです。レコードの再生も問題ないようです。ただ、シャーシに触れるとガリガリ雑音が出ます。ヒューズホルダの接触不良で電源が切れることもありました。博物館でデモ用に使うので、オリジナルの古い部品は交換しておいたほうが良さそうです。