ベータのデッキを寄贈いただきました ― 2019年07月23日

木曽の方から、初期のベータのビデオデッキを寄贈いただきました。
VHSの1号機と入れ替えて展示中です。
1975年に1時間の記録時間で登場したベータ方式のビデオは、翌年2時間記録で登場したVHSに対抗して2時間の規格を作りました。
今回寄贈いただいたのは、2時間に対応した最初の機種、SL-8300です。1時間/2時間の規格は後にβI/βIIと呼ばれますが、最初はX1/X2と呼ばれていました。
性能はともかく本体のサイズが大きく、当初のβI規格が落とされてしまうなど、泥縄式の規格の追加が行われて混乱したことなど、様々な問題でVHSに対して劣勢となり、ベータ方式は2002年にデッキの生産が終了しました。
VHSの1号機と入れ替えて展示中です。
1975年に1時間の記録時間で登場したベータ方式のビデオは、翌年2時間記録で登場したVHSに対抗して2時間の規格を作りました。
今回寄贈いただいたのは、2時間に対応した最初の機種、SL-8300です。1時間/2時間の規格は後にβI/βIIと呼ばれますが、最初はX1/X2と呼ばれていました。
性能はともかく本体のサイズが大きく、当初のβI規格が落とされてしまうなど、泥縄式の規格の追加が行われて混乱したことなど、様々な問題でVHSに対して劣勢となり、ベータ方式は2002年にデッキの生産が終了しました。
コメント
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://japanradiomuseum.asablo.jp/blog/2019/07/23/9137284/tb
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。