蓄音器の修理 ― 2021年02月09日
気分を変えてポータブル蓄音器の修理です。コロムビアの202型、状態が今一つなので安く入手できました。とりあえずモータが回り、音が出ますが、モータの力が弱く、音も派手にビビります。
基本は分解して清掃、注油なのですが、困ったことになりました。
ターンテーブルが外れません。ターンテーブルはテーパではめてあるだけなので、引っ張れば外れるはずのですが、取れません。CRC-556をかけて置いておくくらいでは歯が立ちません。プレーヤーボードを外せばモータの注油はできるのですが、ターンテーブルの下にねじが1本あってボードごと外すこともできません。
壊す覚悟でシャフトの中央をハンマーでガンガン叩いてやっと外れました。これで分解できます。モータは固まったグリスと埃と錆で汚れてますが、ギヤの摩耗はそれほどなさそうなので何とかなりそうです。写真は大雑把なパーツクリーナでの清掃とグリスアップが終わった後です。
コメント
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://japanradiomuseum.asablo.jp/blog/2021/02/09/9345727/tb
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。