電蓄のプレーヤ部修理完了2021年05月24日


修理を始めた電蓄のプレーヤ部の作業を進めました。モータの注油くらいしたかったのですが、ターンテーブルが何としても外れません。
とりあえず正常に回るのでこれで良しとします。
ボリュームが付いているのですが、完全にシャフトが固まってしまって全く動きません。こんなことは珍しいのですが、とにかく交換です。配線もボロボロなのでシールド線は交換しました。

照明の調子が悪いのでサトーパーツのものと交換、本来はドアスイッチがあって、蓋を開けると電源が入るのですが、展示する時には蓋は開けっ放しなのでスイッチは省略してショートしてしまいます。

ピックアップは知り合いにオーバーホールに出してできあがってきたので取り付けてテストしました。テスト用のアンプとスピーカをつないでSP盤をかけてみます。回転も正常で音量、音質ともに良好です。

このテスト用のアンプですが、私が学生の時にはじめて作った真空管アンプです。昭和22年のラジオ技術に載っていた6F6シングル小型アンプの製作記事をもとに作りました。6F6は手に入らないしメタルチューブは好きではないので6SJ7 42 80 に置き換えました。フィールド型SP用の出力端子までそのまま再現しましたが、いらなかったですね。

予算の関係でモノで作って、後からもう1台作ろうとしたのですが、結局2A3シングルのステレオアンプを組み立ててしまったので、そのままお蔵入りしました。30年ぶりに引っ張り出して復活です。SPの試聴用に便利なので、使いやすいようにセットアップしようと思います。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://japanradiomuseum.asablo.jp/blog/2021/05/24/9380978/tb